研究開発

研究開発

「みやぎ私立学校教育特区」 研究開発学校
文部科学省認定 教育課程特例校

本校は、2004年に文部科学省より「みやぎ私立学校教育特区」における研究開発学校として認定され、小中一貫校として独自の教育課程を実施してきました。それ以来20年間、Society5.0を創る人材に求められる資質・能力を児童生徒に育むべく、研究開発を続けています。

本校の教育は、各学年の発達段階を踏まえた1~9年生の縦の成長を重視するだけでなく、教科横断的な学びの広がりと深まりを大切にしています。その実践を支えるのが、教員の継続的な自己研鑽や、月に一度の校内研究会をはじめとする研究活動です。
また、本校は「英智公開研究会」を継続開催し、文部科学省や国立教育政策研究所、大学教授、全国の教育関係者をお招きしながら研究成果を発信してきました。2020年からの2年間はコロナ禍の影響で全国からの参会者を迎えることができませんでしたが、校内で「英智研究会」を実施しました。その間、「ESD(持続可能な開発のための教育)による学校教育目標の実現」を研究主題とし、ESDに焦点を当てた研究を進めました。
2022年度からは新たに「探究力を育む~ESDを通して~」を研究主題に掲げ、変化の激しい社会に生きる子どもたちが、身近な課題を自ら見出し、主体的に解決する力を育むことを目標に、3年計画で研究を進めてきました。その最終年度となる2024年度には、第20回となる「英智公開研究会」を5年ぶりに対面形式で開催し、多くの方々に本校の子どもたちの成長の姿をお見せするとともに、教員の学びを一層深める機会となりました。
そして2025年度が始まります。新たな研究主題「力強く挑戦し続ける子どもを育む」のもと、教員一丸となって子どもたちの成長を信じ、研究をさらに深めてまいります。ウルスラ英智はこれまでも、そしてこれからも、「不易なる精神」を受け継ぎながら研究を続け、今を生きる子どもたちの真の成長を願い、邁進し続ける学校です。

研究主任 佐藤 健